cover

Image by BookWeb

他大学等よりこの文献を取り寄せる

このページのリンク

<図書>
新派映画の系譜学 : クロスメディアとしての「新派」 / 上田学, 小川佐和子編
シンパ エイガ ノ ケイフガク : クロス メディア トシテノ「シンパ」

出版情報 東京 : 森話社 , 2023.3
大きさ 456p : 挿図 ; 22cm
別書名 異なりアクセスタイトル:新派映画の系譜学 : クロスメディアとしての新派
一般注記 新派映画一覧: p[401]-453
著者標目 上田, 学 <ウエダ, マナブ>
小川, 佐和子 (1985-) <オガワ, サワコ>
本文言語 日本語
書誌ID TT42343454
NCID BD01475155 WCLINK
[BOOKデータASPサービス] あらすじ/目次
日外アソシエーツ『BOOKデータASPサービス』より

新派映画の系譜学―クロスメディアとしての“新派”
[あらすじ]
多様な新派映画の魅力。明治時代に興り、大正から昭和にかけて隆盛した「新派劇」と、そこから題材を得た「新派映画」は、類型的なメロドラマのイメージが強い。だがそればかりでなく、じつは喜劇や翻案劇など多様な試みを実践しながら、大衆の心性...と共鳴し人気を得ていた。本書では、映画史的には周縁とされてきた新派映画の魅力を、演劇・文学・音楽の観点からも検討し、“新派”的な感性の広がりを再発見する。

[目次]
1 新派と映画の歴史的交錯(新派から映画へ―その前提として
日活向島再考―その歴史的意義について
菊池幽芳原作『毒草』にみる日本映画の革新と成熟―井上正夫の連鎖劇と向島撮影所の新派映画)
2 新派的な情動とメロドラマ(新派的なるもの―ある考察
新派的ヒロインの因果―新派映画と翻案にみる義理と情の葛藤構造
「メロドラマ」映画前史―日本におけるメロドラマ概念の伝来、受容、固有化
『不如帰』とその時代―その歴史的意義について)
3 クロスメディアと新派的な感性(新派と新国劇の交差するところ―中里介山『大菩薩峠』の二つの顔
『不如帰』の舞台化における音楽演出
ヒロインの死を悼むのは誰か―樋口一葉作『にごりえ』とその脚色
「椿姫」を演じた男たち―中国演劇における「新派的」想像力の行方)
4 新派の水脈・過去と現在(中野實の「喜劇」と「青春」―もう一つの新派
新派のアクチュアリティと探偵劇の系譜―明治期『都新聞』の「探偵実話」から江戸川乱歩と横溝正史の劇化に及ぶ
偏在する〈新派〉)

[著者略歴]
上田 学
神戸学院大学人文学部准教授。専攻=映画史、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

小川 佐和子
北海道大学大学院文学研究院准教授。専攻=映画史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  続きを読む

所蔵情報を非表示


衣笠 平井嘉一郎記念図書館 3階 閲覧室 和図書 NDC10:778.21/U 32 12101766413
9784864051750

OICライブラリー 3F 和図書 NDC10:778.21/U 32 12101846378
9784864051750

書誌詳細を非表示

データ種別 図書
件 名 NDLSH:映画
BSH:映画 -- 日本  全ての件名で検索
BSH:新派劇
分 類 NDC10:778
NDC9:778.21
NDC10:778.21
巻冊次 ISBN:9784864051750 ; PRICE:4800円+税

 類似資料